産業医に必要な論文・レビュー(13)

このコーナーは、立道昌幸先生(東海大学医学部公衆衛生学教授)のご協力により、論文・レビューのご紹介をいただいています。先生からのレターとともに掲載いたします。


2021年2月16日

アドバ研の皆様

コロナがパンデミックになって1年が経ちます。
私たちは、何を学んだか?

まず、イメージが強かったのはダイアモンドプリンセス号の内部情報から
接触感染が非常に重要だと、、、

マスコミはそろって、接触感染の問題をイメージ像として出してきました。
そのため、エタノールが品切れするほどに。。

ただ、最近ではコロナの接触感染はマイナーであり、
しゃべったりするエアロゾルによる呼吸器深部への感染が重要である。

もちろん、手指消毒を形骸化する意図はなく、
これまでどおりの手指消毒は必要であるが、
感染者が触れたところの消毒に必要以上にナーバスになる必要はないようです。

これらのことは、もう普段の産業医活動でも実感していますね。

立道昌幸

Coronavirus is in the air — there’s too much focus on surfaces
https://www.nature.com/articles/d41586-021-00277-8