このコーナーは、立道昌幸先生(東海大学医学部公衆衛生学教授)のご協力により、論文・レビューのご紹介をいただいています。先生からのレターとともに掲載いたします。


アドバ研の先生方こんにちは!

次の論文紹介です。先月の続きです。

2000年ころには、ほとんどエビデンスと言われる研究がなかったですが、2010年にはいり、長時間勤務について注目されてきました。Kivimäki Mらは、いくつも労働やストレスと疾患との関係のメタ解析の論文をLancetやその関連雑誌に出しています。ちょっとボリュウームがありますが、この論文は是非目を通してください。長時間勤務と脳卒中とは関連があり、心疾患については弱い関係であるとされています。

 

Long working hours and risk of coronary heart disease and stroke: a systematic review and meta-analysis of published and unpublished data for 603,838 individuals.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26298822
Lancet. 2015 Oct 31;386(10005):1739-46. doi: 10.1016/S0140-6736(15)60295-1. Epub 2015 Aug 19.

*上記URLに行くと右上に「THE LANCET/OPEN ACCESS」のアイコンがあり、Full text が入手できます(アドバ研注)。