このコーナーは、立道昌幸先生(東海大学医学部公衆衛生学教授)のご協力により、論文・レビューのご紹介をいただいています。先生からのレターとともに掲載いたします。


アドバ研の皆様

暑い夏が来ました。

先月に引き続き、今後テレワークがもたらすSedentary lifestyleの増加による
健康影響の論文です。

まだ、論文として印刷されていないホヤホヤの論文ですが、
ちょうど身体活動とがんのレビューで、そのメカニズムにまでふみこんでいますので、
面白い論文だと思います。

がんと身体活動はやや関係が複雑で、身体活動が増えると減るがん(大腸がん)、
逆に増えるもの(例えば肺がん)などがあります。

また、身体活動量と座っている時間とは独立した因子なので、これもややこしいです。

いずれにしても、Sedentary lifestyleと疾患との関係には目がはなせません。

立道昌幸=

Physical activity, obesity and sedentary behavior in cancer etiology: epidemiologic evidence and biologic mechanisms
https://febs.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/1878-0261.12772