■ シリーズ
労災補償制度の基礎から実際まで(6回シリーズ)
■ テーマ
第4回過労死(脳・心臓疾患)の労災認定
■ 日時
2025年9月17日(水)20:00~20:45
■ 講師
講師:
石井義脩先生(産業医科大学産業衛生教授/労働衛生コンサルタント)
モデレーター:
浜口伝博先生(産業医科大学産業衛生教授)
■ 内容
1956年、長谷川銕一郎医師が「災害補償法研究 業務災害認定の理論と実際」を著わしたことが端緒になって、1961年に最初の過労死(脳・心臓疾患)の認定基準が策定され、その後1987年、1995年などに改正されました。
この時期の認定の考え方は2回目の講義で触れました災害主義に基づくものです。
2000年に労災認定を巡る裁判の最高裁判決があり、この判決で示されました災害主義を脱却する考え方を採用して2001年に認定基準の抜本的な改正がなされました。
この考え方がその後も踏襲され、認定基準改正によって認定数も増加し、過労死は業務上疾病として確立しました。
2010年には過労死が業務上疾病リストに明文化されるに至っています。
-全体進行-
6/18 第1回労災補償の歴史と現行制度の概要
7/16 第2回労災認定の基本的な考え方(その1)/災害主義と複数業務要因災害保険給付の導入
8/20 第3回労災認定の基本的な考え方(その2)/業務上疾病の労災補償
9/17 第4回過労死(脳・心臓疾患)の労災認定
10/1 5第5回精神障害の労災認定
11/19 第6回労災請求と労災認定の実際
■ 開催形式
Zoomによるオンラインイベント形式
■ 対象者
正会員
※先着100名まで
■ 参加費
無料
■ イベントへの参加方法
本イベントはZoomを利用したオンラインイベントです。
対象会員は、ログインすることでアクセス情報をご確認頂けるようになります。
※予約は必要ありません。当日先着100名までご参加頂けます。