■ シリーズ
労災補償制度の基礎から実際まで(6回シリーズ)
■ テーマ
第3回労災認定の基本的な考え方(その2)~業務上疾病の労災補償~
■ 日時
2025年8月20日(水)20:00~20:45
■ 講師
講師:
石井義脩先生(産業医科大学産業衛生教授/労働衛生コンサルタント)
モデレーター:
浜口伝博先生(産業医科大学産業衛生教授)
■ 内容
業務上疾病の労災補償の基本として業務上疾病リスト(労基則別表第一の二)が重要です。
業務との因果関係が確立した疾病と、その他個別事例ごとに業務との因果関係が認められる疾病の二つで構成されています。
業務上疾病の労災認定は、法律に示された「業務上」という要件に該当するか否かのみで判断します。
具体的な判断としては、次の3要件がいずれも満たされる場合に労災認定されます。
① 業務に有害要因が存在すること。
② 発病に足る有害要因へのばく露があったこと。
③ 発病後の経過等が医学常識に沿うものであること。
業務上疾病のうちの一部について認定基準が示されており、労働基準監督署長はこれに基づいて判断します。
-全体予定-
6/18 第1回労災補償の歴史と現行制度の概要
7/16 第2回労災認定の基本的な考え方(その1)/災害主義と複数業務要因災害保険給付の導入
8/20 第3回労災認定の基本的な考え方(その2)/業務上疾病の労災補償
9/17 第4回過労死(脳・心臓疾患)の労災認定
10/1 5第5回精神障害の労災認定
11/19 第6回労災請求と労災認定の実際
■ 開催形式
Zoomによるオンラインイベント形式
■ 対象者
正会員
※先着100名まで
■ 参加費
無料
■ イベントへの参加方法
本イベントはZoomを利用したオンラインイベントです。
対象会員は、ログインすることでアクセス情報をご確認頂けるようになります。
※予約は必要ありません。当日先着100名までご参加頂けます。