■ テーマ
復職判断と精神疾患の従業員
(今回は6回シリーズの第1回です)
近年の労働裁判には、事業者責任を問う際に産業医の関与の程度を詮索するものも増えています。長年、労働裁判を研究されてこられた原先生の講義を通して、産業医が理解しておくべき判断基準や事例対応について議論を進めたいと思います。経験が十分でない産業医にとっては、とくに参考になることと思います。まずは気軽にご参加下さい。
■ 日時
2022年4月20日(水)20:00~21:00
■ 講師
講師:
原俊之先生(明治大学法学部講師)
モデレーター:
浜口伝博先生(産業医科大学産業衛生教授)
■ 内容
病気休職中の従業員が復職できるか否かは、従前の職務を通常程度遂行できる状態か否かによって判断される。では、身体的能力に問題のない精神疾患の場合はどうか。物理的な意味で働くことが可能な状態であれば、復職は認められるのだろうか。第1回は、精神疾患に罹患した労働者の復職判定をめぐる近年の裁判例(いずれも産業医が関与している)を素材に、法的判断の決め手となるポイントを検討することによって、実務上の示唆を汲みとるものとする。
-6回のセミナーで取り上げる今後のテーマ予定-
<労働者の休復職をめぐる問題>
1.(4月)復職判断と精神疾患の従業員 ←今回
2.(5月)産業医面談の意義
3.(6月)産業医 VS 主治医
<使用者の産業医への関わり方と法的判断>
4.(7月)安全配慮義務
5.(8月)休復職の判定・解雇の効力
6.(9月)産業医が被告となるケース
■ 開催形式
Zoomによるオンラインイベント形式
■ 対象者
正会員(先着100名まで)
■ 参加費
無料
■ イベントへの参加方法
本イベントはZoomを利用したオンラインイベントです。
対象会員は、ログインすることでアクセス情報をご確認頂けるようになります。
※予約は必要ありません。当日先着100名までご参加頂けます。